身近な困りごとが、
すべての始まりでした

学生時代にアメリカへ留学した私は、「日本人としての自分のアイデンティティ」や「世界のために何ができるのか」を自問自答して過ごしました。帰国後は、国際的につながる仕事に携わりたいと考え、海外事業のある会社に入社。念願の海外事業部で多くの学びと経験を積むことができました。しかしその一方で、「社会に対して本当に役に立てているのか」という問いは常に胸の奥に残っていました。

そんなとき、従兄が「子どもを預けられる場所がない」と悩んでいることを知り、ハッとしました。「自分がやるべきことは、身近な困りごとに寄り添って解決することでは?」そう強く感じ、思い切って保育園の設立を決意しました。

人生の主役は、いつだってご本人

創業以来大切にしてきたのは、いつでも目の前の「人」をまん中におくことです。私たちは、ただ支援を提供するためだけにこの場所をつくったのではありません。一人ひとりが、自分らしい人生の主人公として生きていくために、この場所をつくりました。

人生には、障がいがあること、働くことに不安があること、家から出ることが難しいことなど、事情や困難は人それぞれです。しかし、その人の価値が失われることはありません。誰もが好きなことがあり、得意なことがあり、誰かに必要とされる存在です。

私たちが大切にしたいのは、「何ができるか」だけではなく、「どんな人生を送りたいか」ということです。主役は、いつだってご本人です。私たちは、その人の隣で伴走する存在でありたいと思っています。

地域の中でGENKIが
自然に繋がりあう

これまで保育や療育、相談支援といった取り組みを通じて、地域の中で子どもたちを支える無数のつながりを作ってきました。そして今、そのつながりは大人向けの支援へと広がっています。

「元気ポート」では、一人ひとりのペースや想いを大切にしながら、自分らしく過ごせる時間を育んでいます。「元気テラス」では、ご自宅での安心を支えながら、社会とのつながりや新しい一歩を応援しています。

できないことを数えるのではなく、できることや好きなことを見つけること。支援を受ける人と支援する人に分けるのではなく、地域の中で自然につながり合うこと。単に施設を利用するのではなく、自分らしい人生を取り戻していく場所であること。そんな場所を、この地域につくり続けたいと思っています。

誰もが自分らしく笑える未来を

これまで保育・福祉の分野を幅広く進めてきましたが、これからはさらに地域とのつながりを深め、一人ひとりの「ふつう」を地域が自然に受け止められる社会にしていきたいと考えています。

人生の歩み方は、一人ひとり違います。
ゆっくりでもいい。立ち止まってもいい。

安心して帰ってこられる港があり、また新しい一歩を踏み出せる場所がある。

子どもから大人まで、誰もが自分らしく笑って生きられる未来につながると信じ、「元気ポート」と「元気テラス」をはじめとした私たちの場所が、地域にとってそんな存在であり続けられるよう、これからも挑戦を続けてまいります。

プロフィール Profile

1977年7月、埼玉県生まれ。朝霞市立第三中学校、埼玉県立川越高等学校、明治大学経営学部卒業後、大手通販会社へ就職。その後、従兄に子どもが生まれ、保育園に入りたくても入れない待機児童問題に直面し、保育学や法制度を学ぶ。2004年9月、埼玉県志木市にて「保育園 元気キッズ 志木園」を開園。多数のメディアで保育士の離職の低さが取り上げられる。さらに、地域のニーズに対応しながら小規模保育所、認可保育所、児童発達支援事業所、保育所等訪問支援事業所などを開設。障がいのあるなし、また子ども・大人に関わらず、すべての人がその人らしく生きられる社会の実現を目指している。新座市子ども子育て会議委員。

代表取締役 中村敏也

中村 敏也 Nakamura Toshiya

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